FC2ブログ

2007/11/24(土) 渋さ知らズオーケストラ @まつもと市民芸術館 

6月のチーフタンズから二度の長野県松本市です。
本当は早く出発して遊び回りたかったけど、数日前に風邪で寝込んでいた事もあって今回はなるべく遅くの出発にして、温泉入ってソバを食べるだけにしておきました。

今回は浅間温泉という場所へ、枇杷の湯。
そして、その近所にあるソバ屋でとろろそば。
こちらのソバはやはりもちもちしていて、麺も出汁も美味です。

img66e35f79zik6zj_convert_20080524001742.jpg

そして、本番の渋さ知らズオーケストラ。
スタートの20分前ぐらいから、ステージ上で3人の白塗り隊が微動だにせずオブジェのように佇んでいました。

img0009d1fezikczj_convert_20080524002307.jpg

席は5列目のどセンター。
5列目といっても、中央ブロックはステージからお立ち台がせり出ているので、実質一番前になります。
これはまた爽快ですね。

ほぼオンタイムに例の如く入場しながら演奏してスタート。
序盤の股旅から会場内はヒートして、ほぼスタンディングで踊っている人が多数。
こういったノリは同じホールライブと言えどもCCLemonホールの時とは段違いですね。
しかし、途中の小森さんのアンビエントなソロで揃って皆座ってしまう始末。
結構小森さんの展開は面白かったんだけど、彼らを観に来てる若い連中はやはり踊れる感じでないとダメなのかな。

そして、火を噴くようなさるへんさんと斉藤社長のギターソロ対決もとても白熱していて、特に斉藤社長は思いっきり弦を切るほどの演奏をみせてくれて、いやいやさすがでした。

股旅の時は目の前におしゃもじ隊がバナナを持って座っていたおかげで、ステージが全然見えなくてどうしようかと思ったけど次の曲からは後ろの方に移動したので、ステージも遮るもの無く見る事が出来ました。
ダンサーは一人欠席で一人だけでしたが、何度もお色直しがあったりで中盤の黒髪ウエディングドレスにはアガりましたね。

今回は室舘さんも欠席で全体的に女性分は少なめでした。
ひこうきではパーカッションの人(関根さんでしょうか)がボーカルをとったりとちょっと違ったヴァージョンなのもレアな感じです。
この人、ツインドラムのソロの時に「Tシャツがお揃いだね」と言ってしまって、爆笑させて頂きました。
確かにドラムの二人が示し合わせたようにオレンジTシャツで、兄弟か?なんて思ったりもしました。

そして一番の衝撃は、ステージ後方の幕が上がったと思ったら舞台裏からドラゴン登場。
今回初めて知ったんですけど、この舞台裏がとても奥行きがあって広いんですよ。
ドラゴンが後ろの遠い所から登場しましたからね。こりゃたまげました。

imgbc670743zikczj_convert_20080524001846.jpg

とても楽しいライブでしたが、大きい会場だとガチなセットリストになってしまうんですよね。
黄金パターンが決まっているというか、このセットリストにはちょっとお腹一杯。
たまには最近やらない曲なども聴きたいもんです。
今度はオーケストラ名義じゃない時やチビズとかで見に行きたいッスね。

スポンサーサイト



2007/11/14(水) 南博 Go There @横浜Dolphy 

初めてのハコで南さん。入っている客は10人強。

ピアノはいちおPA通していたけど、ドラムとサックスはノーPA、ウッドベースもアンプのみの、生音なセッティングで全体的に優しいサウンドでした。
ドラムは若干押さえた演奏でしたが、出るところではやはり激しく。
そして、生音のサックスの響きが非常に柔らかい音色で良かったです。
これはピットインで見るよりも良かったと思います。

セットブレイク中に自らの手でフライヤーを配る芳垣さんに、こちらが緊張してしまいました。
南さんに「結婚おめでとう」と言葉をかけている方がいまして、最近ご結婚なさったのでしょうか。

色々なハコで見るというのはちょっと面白いと思うので、来月は鎌倉のDAPHNEに行ってみたいと思います。

2007/11/13(火) Sardine Head @新宿Sact! 

珍しくドラムセットが右側にと思ったら、かわにいさんとジョージさんの立ち位置も逆だったそうで、この立ち位置は初めてだったそうな。

set1は一曲40分という、最初と最後に38 Piecesのフレーズが出てくるものの予測不能なセット内容でござんした。
1setを一曲の即興で、というとアルタードステイツを思い浮かべますが、アルタードステイツの攻撃的な即興に対し、サーディンはともすれば空中分解しそうなギリギリのラインを沿っていくバランス感覚が面白いです。

set2では「Killifish Dance」 と 「Trick Cycling」をミックスした「Killifish Cycling」が初登場。
切り替えのタイミングが巧いんですよね。こちらも大盛り上がりでした。

動画をYou Tubeでアップしてみましたのでご賞味下さいまし。
Sardine Head 2007-11-13 "Killifish Cycling"

2007/11/10(土) ママタンゴ @ 川崎市市民ミュージアム 

元々は温泉旅行の予定が入っていて見送っていたライブなんだけど、その予定もなくなりヒマになったので速攻予約して行ってきました。
このライブは市が絡んでいるせいか、なんてったって1500円という安価のライブなんですわ。

フライヤーに書かれた通りに武蔵小杉へ向かい、停車していた溝の口駅行きのバスに乗り込みます。
椅子に座ってから一応と思って再度フライヤーを確認。
ありゃ?フライヤーには「溝の口駅前行き」て書いてあるな~、んーー。
と思って運転手さんに確認すると、このバスだと「等々力グラウンド入り口」で降りて歩かなくちゃいけないらしいのです。
そんなかんなで土地勘が全く無い所でちゃんと目的地へ到着出来るかちょっとヒヤヒヤもんでした。
なんせグラウンドやミュージアムがある緑地は外灯が無くて真っ暗。
木が生い茂っていて昼間は雰囲気良い所なんでしょうけど、夜はおっかなくて仕方ありません。
要所要所にある地図で場所を確認しながら、なんとかミュージアムに到着。
普通の展示は17時で閉館するらしく、中はガランと静まり返っていました。
本当にここで良いの??とちょっと不安になりながらも中へ入っていきます。

受付を済ませ、案内された場所はすり鉢状になっている吹き抜けの展示スペース。
ちょっとした小ホールのような趣ですね。

img4ae692cdzik5zj.jpg

中央にスクリーンがあって、その前に茶色いグランドピアノ・ドラムセットなどがセッティング。
最終的には40名ぐらい入ったと思いますが、それでも人は少ない感じで、何とも静かで厳かな雰囲気でした。

定刻19時に、係のおねいさんの噛み噛みのアナウンスから始まり、一部はホッピー神山さんと福岡ユタカさんのお二人による音楽談義。
どんなお話になるのかと思っていたのですが、日本古来の音楽という事で神楽の話題。
というのも、福岡さんは島根県浜田市出身で、そこではまだ神楽が根付いている場所だそうで。
福岡さんの指示でホッピーさんはDVDを入れ替えたりと、神楽の映像をバックに福岡さんが説明していきます。

東京では神楽というと神聖なイメージだけど、実際は普通に大人が酒を飲んで盛り上がってとてもカジュアルなものなんだ、というお話が前半。
後半は福岡さんの出身地の石見神楽の6年に一度行われる神楽の祭りの様子を映像と共に紹介。
これは誰かが神懸かって最後に神託を受けて終了だそうで、夕方から翌日の昼ぐらいまで行われる長丁場の神楽だそうです。
神職の人達が蛇に見立てた縄を持ってぐるぐる回ったり、おしくら饅頭みたいな事をしたりと、ちょっと口で説明するのが難しいのですが非常にアンダーグラウンドな雰囲気をにおわせて、この現代においてもこういった儀式的な事が行われているんだなと興味深かったです。

関東のそれなりに便利な土地に住んでると伝統について何にも感じる事は無いのですが、田舎には昔から伝承されている事が多々あってそういった文化というのは面白そうです。
その伝承も後継者問題に悩まされているようですが、いつまでも続いていって欲しいと願います。

福岡さん「神楽のメンバーを東京に呼んでライブをやりたい」とおっしゃってましたが、是非実現したらライブ観戦したいと思います。

15分の休憩を挟み、二部は即興演奏。
ママタンゴのお二人にゲスト芳垣さんが参加します。
ホッピーさんはグランドピアノを弾きながらカオスパットを操作してバックの映像にエフェクトをかけたり、ピアノは弾かないでサンプラー操作をして音出ししたりと、多才ぶり。

福岡さんは裏声で何語とも分からない言葉で歌っていき、自身の声にエフェクトをかけたりループさせたりとするプレイでした。
耳に優しい声なのもあって即興系のボーカリストの中では一番好きなタイプですね。
あとで指摘されて気付いたのですが、カルガモーズでゲスト参加していた人だったみたいです。
あぁ、なるほど。
あの時は後ろの方で姿が見えなかったのですが、普通のボーカリストとはタイプが違う、雅楽のような雰囲気の歌声でした。
たぶんそっちの畑の出身なんだと思います。

芳垣さんはリズムを刻む事よりも、パーカッション要素の強いプレイでした。
小物金物系をメインで使って、後はジャンベをブラシで叩いたり、ベースがいないせいかバスドラのキックの音でリズムを刻んでいたり、カリンバを自分の首から提げているカウベルに打ち付けたり、派手な音こそ無かったけど芳垣さん名義のセッション時のプレイと同じような感じです。

そんな三人のプレイなのでなんともつかみどころがなくて、興味深いものはあるけどオイラにはちょっと難しかった印象。
まぁ1500円で見れたなら十分過ぎるでしょう。


あ、余談ですが福岡さんはバイノーラル録音の音源をリリースした事があるらしく、一部の最後の方の映像(福岡さん出演のNHKのドキュメンタリー)でトイレットペーパーを人の顔と見立てて、耳に当たる位置にサンケンのマイクを括りつけて、そのトイレットペーパーを持ってうろついている姿があって、ニヤリとしちゃいましたね。この人面白いです。


神楽の話を映像付きで説明を聞けたのが今回の収穫でした。
福岡さんは来年から八丈島に住むようで、ワイト島フェスティバルをもじって「エイト島フェスティバル」を企画しているようです。
どんなアーティストが出るんでしょうか。そしてそんなメンツで集客出来るのでしょうか(爆)。
まぁタイミングがあったらちょっと行ってみたいです。

2007/11/7(水) 与世山澄子 @晴れたら空に豆まいて 

沖縄のジャズシンガーの与世山さんのライブです。
成孔さんが彼女のアルバムに参加してその名前だけは知っていたけど、観るのは今回初めてです。

今回のライブのメンバーは、
与世山澄子(vo)
南博(p)
菊地成孔(sax)
佐藤慎一(bass)
ZAK(PA)

与世山さんのアルバム「インタリュード」を再現する、という名目なのでベースの人以外はアルバムに参加したメンバーでした。
本音ではせっかくなのでベースもアルバムのメンバーである安ヵ川さんで見たかったのですが、まぁこれはこれで。

成孔さんが出演するのでかなり混むんじゃね?という危惧はありましたが、チケを予約した時期にはまだ成孔さんのオフィシャルでは出演をアナウンスしていなかったので、整理番号は3番。
おかげで一番前の席を楽々キープです。

set1 set2 共に序盤は与世山さん以外のメンバーでインストを数曲演奏して、途中から与世山さんが登場するという内容でした。
「インタリュード」以外にもスタンダードの曲を数曲やっていたのかな。
set1は40分弱で終わってしまったので「え?もう!?」と思いましたが、後半はアンコール込みで60分やったのでよかったです。

南さんはGo Thereでのラフな格好ではなく、髪の毛の服装もビシッと決めてました。
逆に成孔さんは自身のバンドと比べてラフな服装。
髪の毛も髭も伸びてワイルドな印象です。
初めてみる佐藤さんは、なんだかふつーっぽい人でした。

そして与世山さん。
1940年生まれなので、今年で67歳でしょうか。
沖縄の方らしく顔は濃い~感じでガタイもいいので、第一印象は肝っ玉母ちゃん。
自分の楽譜台があるにも関わらず、曲が終わるたびに南さんの楽譜を覗いて次の曲とテンポを確認したり、メンバー紹介ではベースの佐藤さんのお名前を忘れたり、曲の出だしを間違えて「掴めない・・・」とぼやいたり、終盤ではセットリストを入れ替えてり一曲追加したり、やはり沖縄を地で行くようなゆるくマイペースでいて、不思議な魅力があるチャーミングなオバチャンでした。
しかし、お年を感じさせない大迫力の歌声にビックリです。

マイペースといえば、南さんも相当ですね。
2nd setのアタマでは他の二人がステージ上でスタンばっているのにも関わらずマイペースに登場したり、地面にちらばっている楽譜の中から次にやる曲の譜面をのんびり探したり。
与世山さんと南さんってなかなか良いコンビじゃね?なんて思ってしまいました。

そんな中で、成孔さんは終始にやにやしながらサックスを吹いていたので、よほど与世山さんと共演するのが嬉しいのか。なんだかやらしい人だなーなんて思ったりです。
こんなにご機嫌な姿は初めて観るかも。
しかしこんなに至近距離で成孔さんを観れるのも良い体験でした。

ジャズシンガーものはあまり馴染みがない音楽なのですが、しっとりムーディーに聴かせてくれて、たまにはこういう雰囲気も良いですね。
サックスの鳴りは良い感じですし、ピアノもキラめくフレーズ連発で良かったです。大満足でした。
モーションブルーとかああいったジャズ箱ではなくて、これぐらいの規模でライブハウス寄りのハコで見れた、というのも良かったのかもしれません。

2007/11/4(日) 是巨人 @ 秋葉原GOODMAN 

年始に観たきりで随分久しぶりの是巨人です。
ワンマンはおそらく去年のSHOWBOAT以来。
その時は平日だったせいもあってガラガラだったからどれぐらい入るもんだと思っていたけど、そこそこ人は入っていましたね。
最近吉田関連によく来ていると思われるノリのいい兄ちゃん達がライブを盛り上げていました。

set1は比較的古めの曲、set2は比較的新しいめの曲での構成で、去年から見始めたオイラには知らない曲も数曲演奏。

序盤はメドレーだったんだけど、曲の展開がアレなんでどこから違う曲なのだかサッパリわかりませんでした。
メンバー曰く「古い曲の方が比較的簡単」と言っていたけど、オイラの耳には逆に難しく聴こえます。

メンバー自身も久しぶりという是巨人のライブですが、
間が空いた理由として
鬼怒さん「俺が休みたいって言ったんだ」
ナスノさん「そんな正直に言わなくても良いんじゃないー?」

という訳でリハビリがてらなのか、曲間に一曲分近いMCを取って休みながらのゆるい展開のライブでした。
息を飲むような観ているこっちまで疲れてくる変態的な曲とMCのゆるさのギャップが素敵です。

吉田さんのドラムのセッティングが、前回のTHE WORLD HERITAGEと同じように低音高音とチューニングしたツインスネアを使用していて、是巨人ではこのセッティングは初めてなのでしょうか。
このスネアの音の差が結構好きだったりします。聴いていて面白いんですよね。

最近ナスノさんはアルタードステイツで観る事が多かったので、このバンドのようにベースをギターのように弾いてガンガン歪ましているプレイも久しぶりです。
やはりこのバンドでのナスノさんが一番アグレッシブですね。

既存の曲も数曲はテンポを変えたりイントロがボサノヴァ風に始まったりと、アレンジを若干変えている曲もありました。
そういったアレンジはしないと思っていたバンドだったので、これは意外な感じです。
鬼怒さんのスキャットがはえる曲も、普段よりスキャットパートが長めだった印象。

MCでは、鬼怒さんの楽屋と同じようなしゃべりの内容にナスノさんはつい「チェンジ、チェンジしていこうよ」と場内大爆笑。
ナスノさん的には是巨人のメンバー(みんなA型なんだって)が一番落ち着くらしく、これまた意外です。
鬼怒さんといじられトークしてるのが一番言いたい事が言えて楽しいのかもしれません。
そしてMC中に是巨人10周年が発覚して、このライブが急遽10周年記念ライブになった模様です。

この日は朝から凄い二日酔いで、学祭で遊んでいるうちに二日酔いは潜めていったのですが、それでも結構ヘロヘロな体調で。
そんな中で見る是巨人はですね、執拗な変拍子には何度も脱落しかけて硬質なサウンドは体に突き刺さりと、もうちょっと体調が悪かったらこりゃ吐くか失神してたんじゃないかなーと思います。
座って見ているだけでもかなり消耗するライブです。
これは、実際に演奏している方は相当ですよね。
それでも十分に楽しかったですが、是巨人を見る時はやはり体調を万全にしないとあかんですわ。

次回は12月の横浜ZAIMでのライブですが、こちらは沢山バンドが出るからちょっと考え中。
メンバーの皆さんも忙しいのも承知ですが、来年はもうちょっとライブやって欲しいですね。