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2008/06/11(水) 是巨人 @高円寺MISSSION'S 

去年のグッドマン以来、今年初のワンマンです。
スタートちょい前にミッションズに到着したけど、フロアは椅子多めで以前ここで行った高円寺百景やSWRが出演したイベントよりは客が少なかったです。

今回は是巨人初体験(というかインプロ関係は初めてだと思われ)の友人も一緒で、彼女に是巨人のサウンドがどう受け入れられるか不安もあったんだけど楽しんもらえて何よりです。
友人曰く「ドラムがマシンガンのよう」と、なるほど~と思ったり。

今回はグッドマンの時よりはMC分が少なめの、たっぷり60分×2セットでした。
1stの曲はあんまし馴染みが無いのですが2nd・3rdの曲は大抵がライブで馴染みのある曲だったので、知ってる曲大半知らない曲ちょびっとと言った感じです。
何度も観てやっと最近気付いてきたんだけど、ちゃんと曲が固まっている中でも若干アレンジを変えたり即興的要素も含んだりしてるんですね。

set2では怒涛の新曲3連発。
このうち一曲はたぶんグッドマンで聴いたような記憶あり。
もう二曲のうち一曲は前回のライブ(たぶん渋谷Lush)の時に披露したそうで、残り一曲は純粋に今回初公開。
是巨人らしいというか相変わらずいかつい楽曲郡でした。
彼らの曲はABC順に付いているのですがこの3曲はSTUに当たる曲で、次のアルバムでアルファベットが丁度一周しそうです。

MCではいつも通り、もしくはいつも以上にナスノさんの空気読めない(出る杭は打たれる)しゃべりでした。
set1は続けて曲を演奏していたので、MCは後半にちょっとあっただけ。
set2はナスノさんの要望で新曲の合間合間にMCを挟んいく展開でした。
さすがに慣れてない新曲を休みなく続けてやるのは困難なのかな。

・鬼怒さん「是巨人は明るい曲が多くて基本的には西海岸的なサウンドです(笑)」
・次の曲行こうという鬼怒さんに「せっかくしゃべろうと思ったのにー」というナスノさん、鬼怒さん「休憩の時に喋って下さい」
結局しゃべる事になったナスノさんは唐突に「ディズニー携帯が欲しいんですよ、だって@disney~~なんだよ!みんな欲しいでしょ」
そんなMC中に吉田さんが「60分越えそうだからテープ止めて」とスタッフに指示する場面も(笑)。
どうやら録音か録画していたみたいッスね。
・ナスノさん「牛乳は高くないのになんでバターが高いの??」という問いに鬼怒さんはどうでもいいじゃないといった風に困惑。
・ナスノさんやはり唐突に「近所にパーマンという猫がいるんですよ。『猫探していますパーマン』張り紙が電柱に貼ってあって、ある日白黒の猫歩いていて思わず『パーマン!パーマン!』と叫んだら振り返ってね。今日見たらその白黒の猫が5匹ぐらいいて、お前達パーマン??」
やっぱりオチが無い(笑)。
・鬼怒さん「今僕達の中でKANSASが流行っていて、コピーバンドをやろうと思ってる」
カンサス聴いた事ないけどこれは是非実現して欲しいなぁ。

アンコールはJACKSONにて終了。
テーマソング的な事を曲の前のMCで言っていたので「イエスメドレーくるか?」と思ってたけど、JACKSONでしたー。ちょっと残念。
やはりもうイエスメドレーはやらないのでしょうか。
次はカンサスメドレーになったりして。

前半はMC少なめだったけどフタを開けてみればやっぱりいつもの是巨人的MCでした。
是巨人としては次のライブは決まってないけど、7/15のD.I.R.E@SHOWBOATは是巨人メンバー全員参加なんですよね。
このイベンドは「トリオ編成を2つ用意して同時に演奏する」とか訳分からない事やるみたいです。
これはちょっと混みそうだけど、楽しみにしています。

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2008/6/8(日) The Jack and Jim Show(Frank Zappa Day) @新宿PIT INN 

NHKの観覧ライブを終えて新宿へ移動。
この時点で昼間の陽射しにやられたせいで頭は痛いしかなりヘロヘロでした。

ちなみに整理番号はこの2daysとも2番とか3番とかかなりの良番だったので難なく一番前をゲット。
一日目は左側にいたんだけど楽譜台が被ってユージンさんの手元がよく見えなかったので今回は右側に席を取ってみたけど、こちらは逆にユージンさんの背に当たるので全然見えない、残念。

二日目はフランク・ザッパの曲を中心に、という事で知っている曲も数曲やるかなーと思ったけど全然分かりませんでした。
でもビーフハートよりはこちらの方がストレートで分かりやすい曲が多かったと思います。
ジミーさんが一日目と比べてノリノリだったので、やはり初日は時差ボケで体調不良だったのかもしれません。
set1は疲れのせいで集中力が欠けてしまったけどど、set2はそれなりに集中して観れたかな。

set1ではsmoke on the waterを演奏。
そういえばこの曲ってザッパのライブで火事になったとかそういった歌詞だったっけ。
なるほど、ユーモアな選曲ですね。
それにしても初日のニール・ヤングもそうだけど、ドラムとギターだけにも関わらずこういうロック然とした曲もちゃんとキメてくれるのが素晴らしいです。
実際、この二日後に行われたUFO CLUBの時の方が音響面が良かったみたいだし。
アコースティック的な音響よりガツンとロック的な音響の方が合うみたいです。

set2も相変わらず分からない曲ばかりですが、アンコールではジミヘンのPurple Hazeもこちらもカッコイイ。
熊手プレイもアンコール一発目に出てきました。
最前列の机を引っ掻いたり、ドラムのハイハットを引っ掻いたり、カーテンや壁を引っ掻いたり、ステージの周りにあるものいろいろ引っ掻いてなかなか壊れたプレイでした。
昼の部に続いてこちらもかなりおくちあんぐりで衝撃的な体験でした。

2daysとも面白かったです。
もうちょっと曲を知っていれば、あと英語の歌とかMCが分かれば彼らの人柄にも触れてもっと楽しめたかと思います。
その点はちょっと残念だったかな、やはり英語の勉強はすべきか~。

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ボーカルをとるジミーさん。
今回はボーカルメインの曲がちょっと多かったかな。

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ユージンさんの赤い四角ギター。

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ユージンさんの楽譜。
年季が入っている上に、スーパーのビニール袋をしおり代わりに使っている模様。
そのざっくばらんさが素敵です。


件の熊手。取っ手部分に小さな赤い靴がついてます。
赤が好きなのかな??

2008/6/8(日) SAVE THE FUTURE「渋谷エコライブ」 @NHK放送センター 

NHK番組の生放送の観覧です。もちろん無料、もちろん抽選。
自分が応募した分は落選してしまったんだけど、知人A氏が当選したのでそこに便乗して行ってきました。

前日の小田原での疲れが取れないまま、13時半にNHK放送センターへ。
実際は15時開場なんだけど早く並んだ方が良い場所になるかもしれないっちゅー事で。
到着した時の列は途中で分断されていたので前にどれぐらいの人が並んでいるかよく分からなかったけど、後ろの列の事を考えるとそれなりに早い方だったのではと思います。
ちなみに一番前の人は始発前4時半ぐらいから並んでいた模様。すげぇ。
難点は一度列を離れてしまうと一番後ろに付かなくてはいけない事。
なのでビール飲みながら時間を潰す事も出来なくて、多少の水分補給をしながらひたすら時間が経つのを待ちました。

朝は雲行きが若干怪しかったけど並んでいる間は曇っていて、開場してステージ前へ行くと今度は陽が差してきてマジで暑いんですよ。
貧血でぶっ倒れるかと思いましたが、会場は屋根も何も無い真外だったので雨よりかは全然良かったでしょうか。

会場はブロック毎に柵が引かれており、右側ブロックの前から2番目をゲット。
なんと、ステージちゃんと見えるじゃねーか!コレは素晴らしい。
途中にアキバの通り魔事件のニュースが差し込まれたので、10分ほど押してスタート。

最初に藤原紀香と男性アナウンサーのMCが入って、最初は山嵐から。
うん、山嵐は10年前は好きだったよ、ライブも何度か観てるんだよ。
フジロックでたまたま一番前のレールで観てたら押し潰されそうになって窒息死するかと思ったよ。
それからは一番前やモッシュピットでは絶対にライブは観ないと誓ったものです。
だけど今回の3曲は歌メロがメインっぽい曲でいちおNHKという場を意識したのかな。
オーディエンスは盛り上がってるのか盛り上がってないのかイマイチ分からん。
とにかく静かで大人しめしたね。

そして次はPerfumeのターン。
セットチェンジでステージ上は山嵐とガラッと雰囲気が変わって、待っている間のワクワク感がたまらんのです。
SEのようなものから始まってポリリズム来たーーー。
ここで割れんばかりの大歓声。オーディエンスの盛り上がりが並じゃない。
そしてポリループ部分でまた凄い大歓声。
えー!?ここは歓声が上がるところなのか!確かにダンスカッコイイ。なるほど。

ポリリズムが終わった後は間髪を入れずにBaby Crusing Loveへ。
こちらもサビんとこの振りを皆やっている。スゲーなぁ。

自己紹介なMCを挟みつつ、次はジェニーはご機嫌ななめ。
カヴァー曲らしいけどこれは全く知らない曲です。
ここに来てオーディエンがイチイチ素晴らしい。
メンバーが個々に歌っている部分で合間にコールするんですよね。しかもみんな。
皆さんライブ体験者なんですね。
Perfumeのライブ初体験のオイラとしてはかなり衝撃的な体験です。
そして隣のA氏が本当に楽しそうにあーちゃんコールしている姿がテレビカメラにしっかり捕捉されていました。
あーちゃんコールが二種類あったので「?」と思ってたんだけど、調べてみたら新コール旧コールっちゅーのがあるんですね。
このコールの問題で古参ファンだが新参ファンだかとかなりグダグダなやりとりをされているけど、旧コールやっている人そんなにいる訳でもなくて遠くからほんのり聞こえてくる程度だったので、コールの掛け合いみたいで良いんじゃないですか、と無責任な事を言ってみる。

んで最後はチョコレイト・ディスコで締め。
オイラの前の小娘達が「手振ってー」とか書いてあるうちわをステージに向かって振りかざしていたんだけど、最後の最後であーちゃんがこっち向いて手降ってくれたー。
もちろんオイラに降った訳じゃないのは承知だけどアレは結構ドキッとしました。

MCは基本的にあーちゃんがしゃべるんですね。
唐突で脈絡の無いネタふりがナスノさんを彷彿させます。
のっちのしゃべりが意外と男前なのが素敵です。
かしゆかの足がキレー。

オイラはおくちあんぐりしてる事が多かったけど、非常にエキサイティングで楽しかったです。
やっぱり音楽とエンターテイメントって面白いですよね。
オイラにとっちゃ例えば渋さ知らズもPerfumeも変わらない訳なんですが、このオーディエンスのノリとかは目を見張るものがありますね。
今回は特にあんな良位置でライブハウスでのショウではまずありえないぐらいまったりと観れたのが良かったです。

今回やっと三人の顔と名前を覚えました。
本当は振り付けも覚えたいけど、家で一人映像を見ながら踊っている自分の姿を想像したら恥ずかしくなったので、ここはとりあえず我慢しておきます。
どうせオイラはライブ行ってもアレなんでそんなに動き回れないんだ。

てな訳で今度はホットスタッフイベントのライブです。
スペシャル・アザーズとタイバンなんてありえんでしょう。
会場内がどんな雰囲気になるのか今から楽しみです。

2008/6/7(土) RAINBOW ROSE Vol1 @小田原峯自然公園 

アコースティック系Grateful Deadのカヴァーバンドのキャッチ&リリースがSardine Headを野外でたっぷり観たいという理由で自分達でイベント作ってしまったのがこの「RAINBOW ROSE Vol1」。
野外でサーディン、というとどうしても神立で行われた宴というイベントのトラウマを思い出してしまうのだけれども、この日だけはピンポイントに天気が良いという天までも味方に付けた何とも気持ちの良いイベントでした。

小田原の峯自然公園という地元の人でも良く知られてなそうなキャンプ場で、付近を迷う事一時間。
間違えた山道で車酔いしながらも何とか16時頃到着。
民家が並ぶ道からちょっと入っただけで急に山の中になる、というのが凄い。
確かにこれなら夜中まで音を鳴らしても大丈夫そうな雰囲気であります。


キャンプゾーン。なかなか良い雰囲気です。

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動物達が沢山。こんだけ並んでいるとシュールに思えます。

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ステージではリハーサル中。

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ステージの横には川が流れています。
音が鳴り止めば川の音が響き渡ります。

なんとも秘密パーティーのようなひっそりとしたロケーションに、見渡せば知っている面々ばかりというのも不思議と楽しいです。

スタートは一時間押し。
夜中の一時まで音だしオーケーなのでそんな焦る事も無いよね、とそんなゆるさが素敵です。

最初のバンドの時はえらい風が出てきてしまって、ステージ上のVJ投影用の布がはがれてしまうほど。
次のバンドのセッティング中に布から網に変えてたけど、この後はそんな強風も止み無事にイベントは進んでいきます。

2バンド目はイベントを企画したキャッチ&リリース。
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好きなバンドを観たいがためにイベントを作ってしまう気概が良いですよね。
ゆるいデッドナンバーを聴きながらこちらもまったりと観戦。

3バンド目はDarcy Bandというバンド。
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こちらは演奏もVJも良い感じにサイケデリックでした。

今回ベンダーはペルシャ料理を掲げるお店があって、そこのとうもろこしやお肉がマジでうまかったです。
あとは隊長持参のおにぎりやゆで玉子などを食べました。
本当はオイラがおにぎり係だったんだけど、丁度家庭内がゴタゴタしてしまってそれどころじゃなかったんだ。。。すみません。

そして我等がサーディン・ヘッドは21時ぐらいからスタート。
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オイルのVJ入りのサーディンもかなりレアなんじゃないかな、てか初めて??

仲間内では「サーディンのアルバム再現を1枚1セットずつやったら面白いよね」なんて事もシャレで話していたりしていたんだけど、まぁそんな訳は無く。
その代わりといっちゃ何だけど、本日誕生日というプリンスのカヴァーも飛び足すスペシャルぶり。
今年初めてのロングセットで、2setぐりんぐりんで非常に楽しかったです。
アンコールでは、リハの時に演奏したプリンスの曲をもう一曲演奏して、今年初めてのLoopにで終了。
ここでもう0時ぐらい。

翌日も予定があったので、キャンプはせずイベントが終わると同時に撤収。
キャンプ組に挨拶をして帰路に着くのでした。

このステージはそのまま寄贈する、なんて話も聞いたのでまたここでイベントを行う予定がありそうですね。
次回はキャッチリ・ワーロックス・サーディンヘッドの3本立てなんてのを期待!

2008/6/6(金) THE JACK AND JIM SHOW (CAPTAIN BEEFHEART DAY) @新宿PIT INN 

ジョン・ゾーンと昔一緒にやっていた経歴も持つ個性派ギターリストのユージン・チャドボーンとFRANK ZAPPA & THE MOTHERS OF INVENTIONの初代ドラマーのジミー・カール・ブラックの二人によるデュオです。

今年は息子のドゥイージル・ザッパが来たりマイク・ケネリーが来たりとザッパ周辺の来日ライブが多いけど、来日アーティストがどんどんマニアックになっていくような気がします。
オイラはザッパは全然詳しくないのですが何故かその手のライブに行ってたりして縁があったりします。
今回のお二方もピットインのスケジュールで初めてお名前を知りました。
どんなんやるんじゃーと興味もありますのでもちろん2Daysとも観戦決定です。

初日はCAPTAIN BEEFHEART DAYという事で以前隊長に借りたキャプテン・ビーフハートのアルバムを聴いて予習したんですけど(といっても一枚だけ)、今回の演奏曲には見事知ってる曲はありませんでした。
そもそも、ビーフハート自体が受け付けない訳では無いんだけど神経質そうなギターが鳴り響いてよう分からんなーといった印象で、自分の中で要領得ないサウンドなんです。
という話を隊長にしたら「いちおうブルースなんだけどねぇ」と回答頂き、あーそーいう聴き方かぁとちょっととっかかりが付いたのが開演5分前。
自分でちゃんと調べればもうちょっと掴めたかなぁとちょっと後悔。
でも、今回のライブには予習してもあんまし意味が無かったような気がします。

最初は改造した熊手を使ったノイズプレイ。
引っ掻いたり、手の部分をはじいたり、アヒルのおもちゃがくっついていてガーゴガーゴ鳴かせたり、なんとも不思議でトリッキーな演奏でした。
熊手を使ったのは最初の一曲だけで、後は赤い四角いギター(ボ・ディドリーモデル??)やバンジョーを使った演奏。
バンジョーの方が使用頻度は高かったかな。

なかなか奇天烈な演奏の中でもかなりのテクニックを見せる場面もあって、よう分からないながらも非常に楽しめました。
ドラムのジャックさん、一曲はドラムから席を立ってボーカルを披露したりなんてのもあったり、ドラムの腕前に関しては決して上手ではないもののウマヘタでは語れるアーティストではないかなと。
二人の呼吸が非常に合ってるし、二人のボーカルの掛け合いも何を言っているか分からなかったけどその姿は微笑ましく良い雰囲気を持ってました。

アンコールではニールヤングの曲をプレイ。
こーゆー曲の方がこの二人にぴったり合うような気がします。
いやいや、良いもん観せて頂きました。

物販はテーブルの上に所狭しと何種類ものCDが並んでいて、その大部分がライブ音源(CDR)だったと思うけど、オイラはジミヘン集を購入。
サインをもらったらジャケの顔写真の目のところにネガネみたいなラクガキを書かれました(笑)。
なかなか洒落っ気があるお二人でしたー。

2008/6/2(月) 酒井泰三トリオ @関内Stormy Monday 

メンバー:
酒井泰三、ナスノミツル、嶋田吉高

ライブ五連荘目です。
三連荘ぐらいは稀にあるけどさすがに5連荘はなぁ、でも週末を絡ませてたし横浜や鎌倉といった近場のライブも多かったので意外とシンドクはありませんでした。

んで、酒井泰三トリオ。
5月に初めてみてから二ヶ月連続でございます。

やはり今回も6名ぐらいの客入りで、せっかくだから一番前の席にいってみたんだけど、酒井さんのギターアンプの音がオイラの耳に直撃して頭がくらくらして音酔いしてしまうぐらい耳がやられてしまいました。
set1が終わった後もしばらくは声を聞き取れないぐらい。
うぎゃーこりゃあかんわ、と思ってset2はちょい後ろ目に移動しました。

set毎にノンストップの即興で2set、60分弱と40分弱でアンコール無しです。
基本的に変拍子になる事はなくて、一定のビートの上で酒井さんのギターとナスノさんのベースが主導権をお互い渡しあいながら展開していきます。
アルタードステイツより断然直球だけど、直球故に全体的に勢いがあって波に乗った時の突き抜け感が気持ち良い。
とにかく爽快であります。
酒井さんのファンキーでブルージーな持ち味が全面に出ているし、ナスノさんのベースがいつも以上にブリブリでグルーブ感がハンパ無いのです。
オイラが観て来た中ではナスノさんのベースがここまで演奏の核になるバンドというと他には是巨人ぐらいかな。
ただ、こっちの方が全然キャッチーですね。

set1の途中でギターの弦が切れてしまったけど、キリの良いところまで演奏してソロをナスノさんにバトンタッチして弦交換する場面もありました。

曲の終盤はこれでもかってぐらいの全力疾走な演奏で、終わった後はメンバーが皆「あっはっは」と笑ってしまう始末。
ここまで骨のあるサウンドを聴かしてくれるライブってのもそうそう無いと思うんだけど、いかんせん客が少ない。
酒井泰三さんはもうちょっと認められても良いと思うんだけどなぁ。
やっぱり大友さんとか内橋さんとか前衛的なギタリストの方がこの界隈は人気あるのでしょうか。
場所が横浜だっちゅのもあるのかな、これが中央線沿線だったらまた違うのかもしれませんね。

このトリオ、次回は8月の終わりにヴァイオリンの太田さんをゲストに入れてやるそうです。
太田さんは渋さとヴィンセントしか見た事ないので、この3人に太田さんのヴァイオリンが入る事でどんな科学反応が見れるかコレも楽しみです。

2008/6/1(日) New Raga Acoustics @鎌倉光明寺 

シタール・ターのヨシダダイキチさんとタブラのアルナングシュ・チョウドリーさんによるインド古典デュオ。
鎌倉は材木座にある光明寺の本堂でのライブです。

本堂は好きな場所に座っていいので演奏者のお二人の目前の場所をゲット。
これは近いですよ。

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前半はレクチャーということで、実演を交えてヨシダさんによるインド音楽の解説。
・シタールは基本的に宮廷音楽なのでタイム感がすごいのんきな音楽だ。
・インド音楽は一曲で一時間半ぐらいの即興音楽。
・インド人は算数が得意なのでリズムがやりすぎるぐらい数学的。
・前半部分はゆったりで眠くなるけど、後半部はとても盛り上がる。
・リズムがブーメランのように帰ってくる。
・シタールは和音ではなく音階でうごいていく。

特にシタールを間近で見たのが初めてなので、奏法などが何となく分かりました。
下の方は弦が張ってなくてチョーキングして弾いていくんだ。
だからあんなにネックが太いんだね。
んでルート音的なトコは変わらないと。

タブラのリズムの話に関しては、演奏中にヨシダさんが丁寧に拍を付けてくれたけどよく分からないや。
とりあえず16拍1セットとして展開していく、という事で良いのかな。

タブラのチョウさんは演奏中にもタブラをチューニング。
ハンマーでしめ縄のようなところをコンコンと叩いたりして、タブラのチューニングなんて初めて見たよ。

解説しながら演奏して、20、30分経ったぐらいで「ここからノンストップで行きます」と演奏に熱が入って1時間以上に渡る即興音楽。
静かな出だしからどんどんアップテンポに盛り上がって最高潮に達すると拍手喝采そして振り出しに戻る、みたいなそんな展開。

お二人のソロの掛け合いが素晴らしい。
お二人ともとてもアグレッシブな早弾き&早叩き。
シタールはもっとゆるい演奏だと思っていたので、これだけ弾いてくれるのには驚愕。
すいません、舐めてました、シタール。

演奏者の目前にも関わらず、何箇所かでうとうとーーと眠りに入ってしまいました。
いやぁ、なんかとても気持ち良いんだよね。
激しい演奏のとこでもついウトウトしてしまったし。

お堂でライブを観るなんて初体験だったし、こんな目の前でインド古典を聴けるのもとても嬉しかったです。

このチョウさん、毎年来日していて今年で4回目だとか。
他には都内のカレー屋でライブやったり、地方のお寺でライブやったりとツアーに回っています。
また来年行こうかな~。

2008/5/30(金) ミュージック from フィンランド @ 新宿PIT INN 

ちょっと北欧づいていた時に見付けたこのライブ。
全く前情報も無かったけど行ってみるかーと勢いでチケットを購入したものの、時間が経つにつれて「う~ん、今回は外すような気がするなぁ」とちょっと後悔な気分になりながら、ライブ会場に足を運びました。
結論から言うと後悔した事に後悔した、というのかな。
全く期待してなかったのもあってか凄い良かったです。

ERA
壷井彰久(Vn),鬼怒無月(G),林 正樹(P)
ERAの二人に林さんが参加する形態でバンド名募集だそうです。
今回初めてなんだけど鬼怒さんがやっているバンドの中ではSalle Gaveauに一番近い感じ。
アイリッシュまではいかないけど、トラディショナル的な哀愁漂う儚いメロディーを軸としたトリオ。
こちらも女性に人気ありそうです。
約30分弱にて終了。
ずっと「エラ」と読んでいたけど「イーラ」と読むみたいですね。
ずっと間違えていたわ、恥ずかしいです。
やっぱり林さんが気になるところなので、芳垣さんとのデュオも見に行きたいなぁ。んんんーーー。

Petteri Sariola(ペッテリ・サリオラ)

アコギ一本のソロパフォーマー。
今回この人が一番度肝を抜きました。
アナログなケラー・ウィリアムスというかKaki Kingというか、ギター一本のみで自由自在に弾きまくって凄いうまい。
登場してのっけからタッピングしまくりでびっくりびっくり。

インストの曲はプログレちっくだし、ボーカル入りの曲はめちゃくちゃポップ。
低音はチョッパーでベース音を出して、ボディーを叩いたりカッティングでリズムを取ってパーカッションの役割もする。
んで、ちゃんとバッキングやメロディーも弾いてしまうし、同時に三役やってのける。
音も一人で弾いているとは思えないぐらい厚みがありました。

途中弦が切れてしまい、弦交換する傍らでオーディエンスに手拍子を誘いコミカルに即興でアカペアを歌い上げる場面も。
その次はボーカルもののヒット曲メドレーで拍手喝采。
テクニックも然る事ながら、お茶目でやんちゃなキャラクターも面白い。

ラストの曲は次に出演するオッダランのドラムとチェロが参加して一曲演奏。
パフォーマーとしては、やはりソロの方が自由奔放で面白いかな。
そしてアンコールにチルアウト的なバラードを披露して終了。

前の客席が覆いかぶさってしまって、あまりステージが見えなかったのが残念。
この手のライブはやっぱり観てナンボでしょ。
しかしなぁ、若くしてハゲているのはやはりギターの才能の代償なのでしょうか。
オイラにしては珍しくアルバムも購入してしまった。いやはや面白かったです。

Oddarrang (オッダラン)
イルマリ・ポーヨラ(Tb)オラヴィ・ロウヒヴオリ(Ds)オスモ・イコネン(Cello)ラッセ・サカラ(G)ラッセ・リントグレン(B)
こちらはペッテリさんとは打って変わって音響的なバンド。
静かな展開でじわりじわりと上がっていく感じ。
一部Tortoiseを彷彿させる音作りや展開もありました。
TNTやそれ以前のトータスが好きな人なら結構気に入るんじゃないかな。
効果音要素を取り入れたチェロや、トロンボーンの温かみのある音などサウンド的にも面白い。

基本的に静か目でゆっくりゆっくりなテンポなんだけど、そこからアップテンポになって後半部に盛り上がっていく様子はかなりスリリングでした。
音響系のライブも最近は全然観てなかったので気持ち良かったです。
アンコールではペッテリさんも参加して演奏。

どのアーティストも非常にユニークで完成度が高く、世界は広いわ、知らない音楽は沢山あるわなと感じたイベントでした。
知らないからこそ思いがけない出会いがあるのが嬉しいです。