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2010/10/6(水) Lars Jansson Trio with Ulf Wakenius @横浜DOLPYH 

Member:
Lars Jansson(P) , Thomas Fonnesbak(B) , Paul Svanberg(Ds)
Guest:
Ulf Wakenius(G)

スウェーデンのジャズバンド、ラーシュ・ヤンソントリオの来日公演です。ピアニストのラーシュ・ヤンソンをメインとしたトリオで、今回はギターのウルフ・ワケーニウスがゲスト参加だそうです。3年前のPIT INNに行った隊長らが絶賛していたので気になっていたのですよね。今回はその時とはメンバーが変わっているようです。

19時ちょい前に会場へ行くと既にほとんどの客席は埋まっており、長テーブル後方の席を何とか確保。オイラが来てからもまだ客足は止まらず、しまいにゃ席が足りなくなってカウンター内に入れて対応していました。ざっと50人オーバーと満員御礼。

始めは静かめの演奏からスタートして、予想していた音と違っていたので「あれ、こんなもん?」と思っていたら、2曲目は美しいメロディに抜群なリズムのピアノプレイで「キタキター!」と心の中で大盛り上がり。何とも迫ってくるものがあり、自然とにんまりしてしまいます。

途中からギターのウルフが入りset1・set2ともに半分ほど共演。暖かくマイルドな音色で達者に弾きまくります。こういったジャズギターを生で見るのは初めてなのですが、息をつく暇のない高速フレーズに嘆息。
ギターが入るとラージュヤンソンはバッキングに専念してしまうので、彼のピアノプレイをもうちょっと堪能したかったかな~という感もありましたが、set2後半でのピアノソロなど素晴らしいプレイで至福の時でした。

曲の構成もスタンダードジャズを踏まえているものの複雑そうな曲もあり、スリリングな展開。
ラーシュのピアノとウルフのギターを支えるリズム隊もかなり上手な方で、合間に挟みこむソロプレイで十分に堪能。
ベースの人も安定したプレイで、ドラムの人も曲によってブラシとスティックを使い分けて、華麗なブラシプレイから激しいドラミングまでこなし、ドラムソロは本当にかっこよかった。

ラーシュは人柄もお茶目な方で、マイクを髭剃りに見立ててアゴに当てたりなどMCでも何を言ってるかオイラには分かりませんがコミカルに笑いを誘う場面が多く、アンコールのドラムソロでは立ち上がって踊り始めちゃったり。
北欧の人ってまなざしが優しそうで人柄が窺えます。

北欧ジャズはラーシュのようなスタンダードジャズに順ずるジャズからブロッツマンやポール・ニルセン・ラヴといったフリージャズも豊富。かなり面白いシーンですが全てを追い切れないのが無念といったところ。いわゆる御大のライブも良いけど、こうやって現在進行形のジャズに触れるのは素晴らしい体験だなと実感したライブでした。やっぱり音楽は生を体験してなんぼですね。

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