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2007/10/26(金) ZEK オーケストラ @ 新宿PIT INN 

元々はZEk3というピアノトリオが母体になっているらしく、そのトリオにトランペット・ソプラノサックス・アルトサックス・バス(バリトンかも??)サックスが入った計7人のツェッペリンのカヴァーバンドです。

メンバーは以下の通り。
清水くるみ(P)早川岳晴(B)本田珠也(Ds)
片山広明(Ts)林 栄一(As)松本健一(Bs)渡辺隆雄(Tp)

いちお先週に予習の為ベスト盤を聴いた事もあって、大体が聴いた事ある曲でした。
天国への階段をやらない辺りがさすがです。

※セットリスト追記
set1
1 Immigrant Song
2 Darlene
3 D'yer Mak'er
4 Achilles Last Stand

set2
1 Nobody's Fault But Mine
2 Misty Mountain Hop
3 Since I've Been Loving You
4 Heartbreaker

E Rock And Roll

個人的には大好きなAchilles Last StandやSince I've Been Loving Youをやってくれたのが結構嬉しかったです。

もちろんボーカルはいないので、ボーカルパートはトランペットが引き受ける事が多かったです。
テーマ部でみんなでパォーパォー吹いて後はソロ回し、という展開的にはジャズ的な手法でした。
だいたい一曲10~15分ぐらいやってますからね。
ZEk3はツェッペリンをジャズアレンジでカヴァーというのが触れ込みみたいなんだけど、この編成では片山さんや林さんが参加しているので、渋さがツェッペリンをやるとおそらくこんな感じになるだろう、といった感じです。

ステージ上はとてもよい雰囲気で、曲者風情のフロント管楽器4人も終始笑顔。
特に片山さんがかなりゴキゲンで、他の人のソロパートで合いの手なんて入れてました。

この4人に負けず劣らずで、バックのトリオの人達も相当な腕前です。
ピアノは全部音が出てるとさすがに掻き消されてしまって聴き取りづらい部分も多々ありましたが、ソロでは大活躍。
この女性の方、とても力強くアグレッシブに弾き倒すんですよ。
ヒジ打ちプレイなんかもあり結構破天荒なプレイもあったけど、あれッてめちゃくちゃに弾いてるんじゃなくて計算済みなんでしょうか。
これはピアノトリオ編成でも観てみたいかも、と思いました。

そして、ベース・ドラムの方も凄い巧かったです。
ベースのぶぃんぶぃんにベースラインを弾いていくのも凄かったし、
ドラムの的確にリズムを叩きだしていき、疾走感溢れるロックドラムが気持ちよかったです。
今までそんなに気にしたことなかったんだけど、ツェッペリンってこの土台がかなり難しいのに初めて気付きました。
確かにドラムはボンゾだから真似しろって言われても到底真似できる代物ではないと思いますけどね。
ツェッペリンのカヴァーは、なぞるだけなら誰でも出来るかもしれないけど、ハードルは自分で何処までも高く出来るバンドなんだなーと思いました。
このドラムの人は終盤のソロでは、ハイハットを上の一枚をバラして、スネアに打ち付けたりスティックをこすり付けたりと金物プレイを披露していて、芳垣さんに近いものを感じました。
この人もジャズ出なんでしょう。なるほどです。
実はワタクシ、スティックを金物系にこすり付ける「キーーキーー」の音が凄い苦手なんです。
そう、アルミ箔を奥歯で噛んでいるような強い嫌悪感を感じるんですよ。
我慢するしかないんですけどね。

今回物足りなかったのがAchilles Last Stand でしょうか。
大好きな曲な事もあってこの曲に関してはかなり期待していたのですが、ソロ回しはあんましなくて、原曲に忠実な展開でキメ重視の演奏だったのにちょっとガッカリ。
あの曲こそソロ回しでいくらでもふろしきを広げられるのにーなー。

それにしても、ツェッペリンをロック的アプローチでカヴァーをするのでなく、編成を変えてジャズからのアプローチでカヴァーをするという発想が面白いです。
しかもそれがまた似合うんだよね。
ツェッペリンの曲の良さとメンバーの安定した技量で非常に楽しめたライブでした。

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