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2007/11/10(土) ママタンゴ @ 川崎市市民ミュージアム 

元々は温泉旅行の予定が入っていて見送っていたライブなんだけど、その予定もなくなりヒマになったので速攻予約して行ってきました。
このライブは市が絡んでいるせいか、なんてったって1500円という安価のライブなんですわ。

フライヤーに書かれた通りに武蔵小杉へ向かい、停車していた溝の口駅行きのバスに乗り込みます。
椅子に座ってから一応と思って再度フライヤーを確認。
ありゃ?フライヤーには「溝の口駅前行き」て書いてあるな~、んーー。
と思って運転手さんに確認すると、このバスだと「等々力グラウンド入り口」で降りて歩かなくちゃいけないらしいのです。
そんなかんなで土地勘が全く無い所でちゃんと目的地へ到着出来るかちょっとヒヤヒヤもんでした。
なんせグラウンドやミュージアムがある緑地は外灯が無くて真っ暗。
木が生い茂っていて昼間は雰囲気良い所なんでしょうけど、夜はおっかなくて仕方ありません。
要所要所にある地図で場所を確認しながら、なんとかミュージアムに到着。
普通の展示は17時で閉館するらしく、中はガランと静まり返っていました。
本当にここで良いの??とちょっと不安になりながらも中へ入っていきます。

受付を済ませ、案内された場所はすり鉢状になっている吹き抜けの展示スペース。
ちょっとした小ホールのような趣ですね。

img4ae692cdzik5zj.jpg

中央にスクリーンがあって、その前に茶色いグランドピアノ・ドラムセットなどがセッティング。
最終的には40名ぐらい入ったと思いますが、それでも人は少ない感じで、何とも静かで厳かな雰囲気でした。

定刻19時に、係のおねいさんの噛み噛みのアナウンスから始まり、一部はホッピー神山さんと福岡ユタカさんのお二人による音楽談義。
どんなお話になるのかと思っていたのですが、日本古来の音楽という事で神楽の話題。
というのも、福岡さんは島根県浜田市出身で、そこではまだ神楽が根付いている場所だそうで。
福岡さんの指示でホッピーさんはDVDを入れ替えたりと、神楽の映像をバックに福岡さんが説明していきます。

東京では神楽というと神聖なイメージだけど、実際は普通に大人が酒を飲んで盛り上がってとてもカジュアルなものなんだ、というお話が前半。
後半は福岡さんの出身地の石見神楽の6年に一度行われる神楽の祭りの様子を映像と共に紹介。
これは誰かが神懸かって最後に神託を受けて終了だそうで、夕方から翌日の昼ぐらいまで行われる長丁場の神楽だそうです。
神職の人達が蛇に見立てた縄を持ってぐるぐる回ったり、おしくら饅頭みたいな事をしたりと、ちょっと口で説明するのが難しいのですが非常にアンダーグラウンドな雰囲気をにおわせて、この現代においてもこういった儀式的な事が行われているんだなと興味深かったです。

関東のそれなりに便利な土地に住んでると伝統について何にも感じる事は無いのですが、田舎には昔から伝承されている事が多々あってそういった文化というのは面白そうです。
その伝承も後継者問題に悩まされているようですが、いつまでも続いていって欲しいと願います。

福岡さん「神楽のメンバーを東京に呼んでライブをやりたい」とおっしゃってましたが、是非実現したらライブ観戦したいと思います。

15分の休憩を挟み、二部は即興演奏。
ママタンゴのお二人にゲスト芳垣さんが参加します。
ホッピーさんはグランドピアノを弾きながらカオスパットを操作してバックの映像にエフェクトをかけたり、ピアノは弾かないでサンプラー操作をして音出ししたりと、多才ぶり。

福岡さんは裏声で何語とも分からない言葉で歌っていき、自身の声にエフェクトをかけたりループさせたりとするプレイでした。
耳に優しい声なのもあって即興系のボーカリストの中では一番好きなタイプですね。
あとで指摘されて気付いたのですが、カルガモーズでゲスト参加していた人だったみたいです。
あぁ、なるほど。
あの時は後ろの方で姿が見えなかったのですが、普通のボーカリストとはタイプが違う、雅楽のような雰囲気の歌声でした。
たぶんそっちの畑の出身なんだと思います。

芳垣さんはリズムを刻む事よりも、パーカッション要素の強いプレイでした。
小物金物系をメインで使って、後はジャンベをブラシで叩いたり、ベースがいないせいかバスドラのキックの音でリズムを刻んでいたり、カリンバを自分の首から提げているカウベルに打ち付けたり、派手な音こそ無かったけど芳垣さん名義のセッション時のプレイと同じような感じです。

そんな三人のプレイなのでなんともつかみどころがなくて、興味深いものはあるけどオイラにはちょっと難しかった印象。
まぁ1500円で見れたなら十分過ぎるでしょう。


あ、余談ですが福岡さんはバイノーラル録音の音源をリリースした事があるらしく、一部の最後の方の映像(福岡さん出演のNHKのドキュメンタリー)でトイレットペーパーを人の顔と見立てて、耳に当たる位置にサンケンのマイクを括りつけて、そのトイレットペーパーを持ってうろついている姿があって、ニヤリとしちゃいましたね。この人面白いです。


神楽の話を映像付きで説明を聞けたのが今回の収穫でした。
福岡さんは来年から八丈島に住むようで、ワイト島フェスティバルをもじって「エイト島フェスティバル」を企画しているようです。
どんなアーティストが出るんでしょうか。そしてそんなメンツで集客出来るのでしょうか(爆)。
まぁタイミングがあったらちょっと行ってみたいです。

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