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2008/1/23(水) Zappa Plays Zappa @横浜BLITZ 

メンバー:
Dweezil Zappa(gt)
Aaron Arntz(keyboards & trumpet)
Scheila Gonzalez(saxophone, flute, keyboards & vocals)
Pete Griffin(bass)
Billy Hulting(marimba, mallets & percussion)
Jamie Kime(guitar)
Joe Travers(drums & vocals)
ゲスト:
Ray White(guitar and vocals)
Steve Vai(stunt gt)

ザッパの息子のドゥイージルがパパンの曲を演奏するよ、というライブを観てきました。

ザッパに関しては超初心者です。
「変態ギター」というイメージが強いザッパですが、今回のセットリストに合わせて作ってくれた知人のCDを聴いてみると、確かに変拍子・リズムチェンジなどトリッキーな展開はあるけど、歌モノだって沢山あるし聴きやすい。
聴く分にはそんなに変態じゃないんじゃないの、というのが第一印象でした。
ザッパのCDはそれこそ鬼のようにあるので、どれから聴いてみればいーんだーと敬遠しがちになっちゃうんですが、こうやって名曲で揃えたであろうライブがあればとっかりもあるってもんですね。

今回は先行予約でチケ購入したので、右側スピーカー前の二列目(と言っても端のブロックは一列目が無いので一番前)という良席。
右側のギターがアンプから直接聴こえてきます。
ステージも近いし見えるのがグッド。

定刻10分過ぎた頃にメンバー登場。
最初はゲスト無しでの演奏です。
2曲目のCosmik Debrisでは、ステージ後方のスクリーンにザッパの映像が流れて、映像のギターとボーカルの音を生かしつつ他のパートは生演奏という逆カラオケ状態。
映像とはいえザッパとの共演にドゥイージルも他のメンバーもとても嬉しそうな笑顔での演奏で、ほっこりとした気分になります。

3曲目からゲストのレイ・ホワイト登場。
ここからボーカルをメインに出たり入ったりとちょくちょく参加し、参加してない時もステージの裾でノリノリで楽しそうな姿を拝見。
全編通してギターを弾いたのはほんとにちょっとで、しかも彼のギターの音が全然聞こえてこなくて何弾いてるか分からなかったのですが、歌はとてもソウルフルで素晴らしい歌声でした。
曲によっては身振り手振りしながら歌う様は、コミカルでもあり楽しいお方です。

他のメンバーも全員巧いこと。そして終始楽しそうに演奏していたのが印象的。
トリッキーな曲をバシバシ合わせていくメンバーは、地味ながら本当に凄いです
そして、メンバー皆ボーカルやコーラスも担当してるんですよね。
この辺りはアメリカのアーティストの層の厚さを感じます。
個人的にはベースの人がヒット。
頭を振りながらベースを弾いているロッキンな姿や、本編ラストのYo' Mamaでのどこから声出してるんだよーな「mama」のコーラスがまたコミカルで素敵な人でした。こーゆー人大好きです。

中盤のDupree’s Paradiseでは、全員のソロ回しを合間に挟んでの演奏。
ソロはドゥイージルが、「次で終わってー、次お前ー」みたいな感じで指揮取ってました。
面白かったのが、紅一点のサックスプレイヤーのシーラがサックス二つくわえてピンクパンサーの曲を一人ハモリやったり、パーカッションのビリーの「ごちそうさまでした~」「きのうのばん、よっぱらいたくないですー」とか妙な日本語を挿入ながらの口パーカスがコミカルで面白かったデス。
そうなんだよね、凄いテクニックの面とコミカルな面のバランスの取り方が面白いのです。

あとは、ドゥイージルがオーディエンスと「コール&レスポンス」ならぬ「コンダクト&レスポンス」が会場一体感になって良かったです。
オーディエンスも好きモノだらけだから、もちろんノリが良い。

メンバーのソロ回しが終わった後は、ドゥイージルがレイ・ホワイトにお題を出して即興ボーカル。
英語が分からないので「なんとかin Japan」しか聞き取れず。
こういう時もっと英語が達者だったらなぁと切に思います。

この後はもう一人のゲスト、スティーブ、ヴァイの登場です。
この人、身に纏うオーラが違います。
ギターがバカみたいに巧い速い。
ドゥイージルと並んでソロを弾いていると、ドゥイージルだって決して下手では無いのにヴァイの巧さが際立ちますね。
タッチが柔らかいし余裕の速弾きで、もう超絶ギタリストなんだな。
好き嫌いはともかく世界最高峰のギタリストだと思いました。
そんな彼も参加しての、みんな大好き「Peaches En Regalia」のトリプルギターの迫力がこれまたもう。

本編が終了し、アンコール一曲目にやったG-spot Tornadoは、これまた凄いトリッキーな曲で、それを余裕で合わせるバンドアンサンブル素晴らしい。
ラストは再びザッパの映像が流れMuffin Manで終了。
映像の中で、ステージ前で手を掲げるオーディエンスに演奏中にも関わらず真摯に握手に応じていたザッパがとても印象的でした。
とてもサービス精神旺盛な方だったのですね。

そして、ライブ終了後にステージ前にサインに詰め寄るオーディエンスに一人一人ちゃんとサインに応じてくれたドゥイージルとMuffin Manの映像のザッパと重なります。
オイラはベースの人と握手してもらい、ドゥイージルにはTシャツにサインをもらいました。感謝、感謝。

約3時間の長丁場なライブでしたが、単調なライブじゃ無かったのでそんなに長く感じなくて最後まで集中力が続きました。
さすがに座りっぱなしで腰は痛かったけど、とても良いショウでした。
チケ高かったけど行って甲斐があるってもんですね。
これは今年のトップ10に入るかもしれません。

フジロックで再来日を切望します。

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