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2008/11/1(土) 南博カルテット @新宿PIT INN 

メンバー:
南 博(P)菊地成孔(Sax)水谷浩章(B)芳垣安洋(Ds)

夕方にジョアン・ジルベルトのライブが入っていてライブ梯子、しかもジョアンさんの登場時間によっては遅刻必至の予定だったのですが、ジョアンさんの来日が12月に延期してこちらのライブに安心して観に行けるようになったので結果オーライでした。

成孔さんが参加しているのでさすがの大入り、立ち見ぎゅうぎゅう。
これだけ人が入っている中で立ち見をする根性は持ち合わせてないのですが、今回は良番で席も楽々ゲット。
チケット発売当日にピットインに行ってデヴィット・マレイと一緒にチケを購入しておいてよかったです。

メンバーはGo Thereの竹野さんと成孔さんが入れ替わっているだけの編成(実は南さんがアメリカ帰国後に最初に選んだカルテットのメンバーが今回の編成だったそうな)なので、Go Thereの曲とかやるかしらと思っていたけど、南さんの曲は聴いた事ない曲ばかりだったのでどうやら今回のために書いた新曲だった模様。

曲名も「Aso Taro」とか「Subprime」など時事ネタ満載のギャクだか大真面目だか分からない曲名でオーディエンスの笑いを誘うが、ご本人は「そんなに面白いですか?」という、とぼけっぷりでした。
set1で演奏した成孔さんの曲は記憶にあったのでクインテット・ライブ・ダブでも演奏している曲だったかな。
set2でも成孔さんの曲を数曲やっていたようです。

全体的に南博トリオに近いようなスタンダート的なジャズ。
流れるようなキラキラな南さんのピアノがとても素敵でした。

成孔さんのサックスはペペとかクインテット・ライブ・ダブでも聴いているけど、スタンダートに近いジャズで聴くのは初めてかも。
成孔さんというとDCPRGや先述のペペやクインテット・ライブ・ダブといった彼のリーダーバンドはそれなりに観てきてバンマスとしての能力は十分に発揮して実力があるのは承知で。
だけどイチサックスプレイヤーとしては、彼のファン層や人気がアレなんでどうしてもミーハーな印象が拭い切れないので実際どうなんだろうとという疑問も多少はあったのですが、こうやってちゃんと聴くと堅実な良いサックスプレイヤーなんだなーと思います。
竹野さんとは違うタイプなんで、Go Thereの曲も一曲ぐらい聴いてみたかったな。

MCも成孔さんはしゃべらす南さんの独壇場。
「みなさんほんとは菊地くんのしゃべりが聞きたいんでしょう?」という自虐っぷりも。
いやいや、南さんのMCも良い感じに毒があって(笑)大好きですよ。

芳垣さんはジャズスタイルでのドラミング。
ここんところ芳垣さんのドラムプレイを観ていると、涙が出そうなぐらいの感動というか胸がじんわりしてくる感情が溢れてきて、なんかもうオイラは本当に日本人に生まれて良かった(沢山芳垣さんが観れるので)とか芳垣さんに出会えなかったらこんな感動は味わえないので芳垣さんを好きになって良かった、と切実に思います、ハイ。

成孔さんが参加するピットインでのライブは立ち見ぎゅうぎゅうになるのは分かっているのでなかなか手が出しずらい面もあるけど、良番のチケットさえ取れれば問題は無いので、また機会があったら行ってみたいです。
実際もうこの規模の会場でやる人じゃないと思うけど、だからといって成孔さんのホールのライブにも行く気しないし個人的にはこの規模の密室で聴くのが好きなのです。

セットリスト

Set 1:
Taro Aso
Parla
Subprime
Angie Dickinson

Set 2:
Unknown Bossa
Barack Obama
Caroline Champetier
Susan Sontag

Encore:
Monky Mush Down

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