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2010/6/12(土) Pat Metheny @すみだトリフォニーホール 

順序がアレですが、さきに昨日のライブ感想をアップしちゃいます~。

自動演奏装置“オーケストリオン”を使用したパットメセニーのソロアルバム「the orchestrion」を今年一月に発売し、そのシステムを引っ提げてのジャパンツアーとなります。

アルバムは聴いてないんですが、このPVを見るととても胸がワクワクします。今回のライブもこれを見て行こうと決めたもんですよ。


両国から錦糸町へ向かう電車の中、いっとう高いタワー発見、あれがスカイツリーですか。会場へ向かう途中でも下から上まで見通しの良い場所もあり、スカイツリーまでの近さにビックリ。写真を撮り忘れたのが残念です。

会場に着いてから、まずはステージに寄って機材の確認。ヴィブラフォン、マリンバ、ピアノなどが用意されており、これがどう自動演奏されるのかは機材を見るだけではよく分からない。ステージ後方には幕で隠れている部分もあり、これは実際に演奏を目の当たりにするのが非常に楽しみになります。

開演時間10分過ぎたところパットメセニー登場。序盤はソロで演奏。自身の曲のメドレーは知ってる曲のフレーズが出てくると嬉しくなりますね。3曲目ではピカソギターを使用しての曲。多彩な音色です。
4曲目を過ぎたところから、途中でハイハットのような音が入ってきて、おっ!と思ってると曲が終わった後にステージ後方の幕が下がり、ドラムセット、パーカッションなどの様々な機材をお披露目。お~こうなっていたのですね、こりゃ面白い。会場内では一層歓声が上がります。

オーケストリオンについては詳しく調べてないので、どういったしくみで演奏されているのかサッパリなんですが、生き物のように動き演奏し非常に面白い。音が出るタイミングで各楽器が光るので視覚的にも分かりやすいです。ピアノは鍵盤が光り、ベースはその下に付いている大きめのライトが音程によって青や白や赤や黄色などに変化します。音と色との融合ってのは、属性魔法に色と音を組み合わせていたPSゲーム「クロノクロス」を彷彿させます。まぁ会場内でそう思ったのはオイラですよね~。

小物金物もセットにぶら下がってプラプラ揺れたり、左右の空き瓶セットも瓶がピカピカ光ったり。この空き瓶はどうやって音出てるのか分からんですわ。

全体的な音のオンオフはフットメダルで操作していたんじゃないかな~と推測するのですが(実際にステージにはエフェクターではなさそうなフットペダルが置いてあったし)、パットメセニーがオーケストリオンに合わせて演奏しているのか、オーケストリオンがパットメセニーのギターに合わせて音を出しているのか、これはどちらなんでしょうね。普通に見ていると、パットメセニーの演奏に合わせて音が出ているように思えます。あのおびただしいオーケストリオンがパットメセニーと一緒に音を駆け抜けていく場面は鳥肌モノですよ。メセニーのギターとヴィブラフォンや空き瓶がユニゾンで連動していったり、ドラムやパーカッションがそのリズムと連動していったりというのもあって、その仕組みの謎は深まるばかりです。

本編終盤では、楽器一つ一つそれこそドラムセットからピアノまで、ギターでリズムやメロディを操作して(いるように見えるだけ??)その音をループさせて重ねていく場面もあり、こういった姿はケラー・ウィリアムスを彷彿させますね。そこでギターシンセも登場。

それにしても一曲一曲ギターを取り替えて、その際に観客の拍手に答えるべく毎回深いおじぎをするメセニーの姿は非常に謙虚だなと思います。

おそらく予定にしてなったトリプルアンコールまで行い、2時間50分ぐらいのロングセットとなりました。この長丁場を今回の相棒というべきオーケストリオンはいるものの、一人でやり抜いちゃうパワーは凄いです。メセニーの繊細なギターもオーケストリオンとのアンサンブルも、非常に良いライブでした。

まぁぶっちゃけ自動演奏となるとグルーヴ感というのはやはり乏しく、特に打楽器系は弱いのも重々にあり、この辺りは惜しいな~と思います。それでもメセニーが一人でこういったものを構築してライブやっちゃうというのは変態以外の何でもない。メセニーだってこれで何かを提示したい訳でもなく、ただ面白いからやってしまおうとしたんでしょう。その心意気や感服です。
次回はPMGでブルーノトーじゃなくてこういった長丁場のライブを魅せて欲しいものです。

終演後は撮影OKだったのですが、ステージ前に人が群がりデジカメを持ってこなかったのもあってこれが精一杯。いやはや。


バックのパイプオルガン。これの演奏するコンサートも見てみたいですね。

pm-3.jpg
一番上にバスドラ。普通のドラムセットとは逆位置になりますがな。


余談。
前日のピットインでは「パットメセニーとライブが被ってしまって、あちらに客を取られてしまった」という事を芳垣さんがおっしゃって会場の笑いを誘ってましたが、同日のVincent Atmicusの客足はどうだったのでしょうね。まぁVincentはおそらく大盛況だったと思うので、そうするとナッジナッジの日だってこの言い訳は通用しませんよっと(笑)。

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