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2010/10/9(土) DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN / RICHIE FLORES&YOSVANY TERRY @日比谷野外音楽堂 

ちょっと前のライブになりますが、巻き戻ります。

2007年に解散したDCPRG、メンバーも菊地さん以下4人以外を一新し若手メンバーをメインとした新生DCPRGとして復活となります。チケットが6500円と高額だったので今回は場外で楽しもうと思っていたところに友人から「チケットが余っているんだけど」と連絡を受けて半額で行ってきました、感謝。

しかし天気はあいにくの雨。新橋着いてから一段と雨足はひどくなり、入場する前にゴアテックスを着用して準備万全で挑みます。普段売れに売れるアルコールの代わりに会場前ではビニールカッパが飛ぶように売れて業者ウハウハですね。それにしてもここまでの大雨な野音体験は初めてです。

スタート17時を少し回ったぐらいに入場して、最初は小林径のDJからスタート。特にDJものは興味もないのですが、終盤の朗読のような音声を使ったスピリチュアルな雰囲気のDJは印象的。

次は17時40分ぐらいにリッチー・フローレンスとヨスヴァニー・テリーが登場。世界最速のコンガ叩きというリッチーの高速プレイは素晴らしかった。その高速な叩きっぷりからディレイを使って音数を一層増やすプレイが興味深かったです。

18時過ぎに成孔さんと坪口さんによるCDJ+キーボードの即興プレイからそのままメンバーが少しずつ登場して「ジャングルクルーズ」へそのまま繋ぎます。この「ジャングルクルーズ」ってオイラは初めて聴く曲なんですよね、そんだけDCPRGのライブに行ってなかった訳か。

旧編成と比べホーンセクションと打楽器(というかタブラの吉見さん)の人数が若干減り、今回はリッチーとヨスヴァニー・テリーが数曲参加していたものの、編成の変化は音に謙虚に現れていたと思います。特に管楽器メインのパートの重厚な感じが薄れ構造2のキメフレーズなども音数が足りず、ホーンセクションは音が軽くなった印象を受けます。

今回吉見さん抜けた穴はリッチーが努め、Circle/Lineのパーカッションソロでは大儀見さんとのデュオ。恐ろしいほどの手数のプレイや大儀見さんのセットの傍らに行き一緒に叩いたりとお見事でした。今後二人メインだったパートは大儀見さん一人になるんだとちょっと寂しいですね。

そして一人増えたキーボード。結局坪口さんがメインパートを弾いているんで、丈青は立ち位置こそセンターだったもののソロパート以外はあまり目立ってなかったような。この辺りはアレンジでいくらでも可能性は膨らむかな。

アリガスのベースと田中ちゃんと千住さんのツインドラムのリズム隊は、ソリッドに響いていましたね。ドラムの二人ともドラムソロでは攻め攻めで叩きまくり、若手ながらもやはり巧い。アリガスは前任ベーシストの栗ちゃんと比べて音が硬質で、これも全体の音の印象を変えていたかも。オイラは横に揺れながら弾いている栗ちゃんの姿が好きだったので寂しくもあり、若干違和感がありますね。

そして急遽助っ人として参加した元ジュディマリのTAKUYA。ジュディマリと初期のソロをちょろっと記憶しているだけで最近の活動は全然知らないけど、これが良い具合にロックスター然としてDCPRGに新しい風を吹き入れた感じ。Circle/Lineではショルダーキーボードの坪口さんとフロントに出て、交互にオーディエンスを煽り会場内は大盛り上がり。元々直球のギタリストというよりはちょっと変わったフレーズを弾く人だなぁと思っていたので、そんなところやノイジーな部分とかうまくマッチしていたと思います。
とりあえずは野音と京都公演の2回参加の予定で、ギタリストに関しては他に唾を付けている人がいるけど今回は予定が合わなかったよう。TAKUYAに助っ人を頼んだ経緯は「一回飲んだ事があるだけで。ギャラは普段の1/10」という事だそうです。


2曲目のPLAY MATE AT HANOI辺りから雨足はひどくなり、音の線が細い場面になると雨音が邪魔で聴こえにくい事も。雨が染みてきたカッパや水没してぐちょぐちょな靴など全身濡れ濡れで、下手したらフジロック以上に耐久レースだったかもしれません。

本編ラストのCIRCLE/LINE~HARDCORE PEACEの頃には多少雨も弱くなってきたけど、ここまで来れば雨なんてなんのその。やはり後半の盛り上がりは現場で体験してこそのカタルシスなので、この時の「今日も頑張ってここまで来たぞ~良かった~」という幸福感は半端なかったですよ。自分へのご褒美みたいな。

アンコールでは久しぶりに聴く成孔さんの饒舌MC。あちらこちらから「キクチー!」「なるよしー!」とコールが飛び交い、相変わらずの人気の高さが窺えます。客の呼びかけに対してレスもしているようなので、某Pの三人娘よりレスしてくれる可能性は高いかも(笑)。特に最前列付近の人は羨ましい。
メンバー紹介で大枠を把握、何気にペンギン大学関係者が多いのですね。今回のTAKUYA、佐々木史郎、竹野昌邦は代打で、正式メンバーが揃うのは来年になる模様。

「最後に甘いのを」という事でアンコールは「Mirror Balls」。過酷な状況を乗り切った一体感で会場内は笑顔だらけだったろうな。成孔さんは楽譜を飛行機に折ってフロアに投げ込むパフォーマンスなんてのも。雨の中、幸せな気分で終演を迎えるのでした。

野音でライブというと客の雰囲気がアレな時があるんだけど、雨だったせいか元々の客層が違うのか5月の某マンドラみたいに変な酔っ払い客がいなくてストイックに音を楽しむオーディエンスが多く良い雰囲気でした。現地で合羽買ってる人が多数だったので、野外慣れしてない人も多かったのかな。
しかし2時間で5曲とは、ガッツリ楽しむのにはやはり3時間単独コースですね。この編成での新曲がとにかく楽しみ。

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